こんにちは。
ハンドツール工具専門家、やーまんです。
さて、今日は、ACRについてのエントリーです。
↑このギザギザがACRです
ギザなしは↓これですね。
ACRというと、ドライバーの先端チップに水平にギザギザの溝が彫り込んであり、ねじ山をがっちりキャッチすることで、なめない的な感じの機構ですが、僕もメカ時代ACRが欲しくてスナップオンのドライバーを買いました。でも、このACRを使っているのはしスナップオンだけではないのです。
なぜなら、ACRの特許はフィリップス社がもっており、スナップオンは使わせて貰っているだけなんですね。
独占使用の契約であれば他社からは出てこないのでしょうが、日本でもAnexがACRのついたドライバーを発売しているので、独占契約ではないんでしょうねー。
で、よくフィリップスって会社名じゃなくて、ねじの形の名前と思っている方がいるのです(間違いではなく、フィリップスという形の+もあります)が、フィリップスはTHE Phillips Screw COMPANY というれっきとしたアメリカの会社です。
このACRめっちゃいいです。外れないネジなんてないんじゃないかってぐらい食い込みます。
食い込みすぎて、ACR付き擁護派とACR否定派にがっつり分かれます。
ちなみに僕はACR崇拝派です。でも仕事としてやるなら両方持つべきです。
ただ、スナップオンのACR付きはめっちゃ折れます(もしかしたらスナップオンだけかも知れませんが)。先端チップ飛びまくりで、ビビります。
一番衝撃だったのが、#2+の先端が折れたので、バンのおっちゃんを1週間待って打ち替えて貰ってすぐ、オーディオのブラケットのネジを外すのに使ったら折れたというね。
まぁACRが悪いわけじゃないし、工具が壊れることで、ネジを守っているということなんでしょうが、あの時は衝撃でしたね。
というわけで、今日はACRについて書いてみました。
WeraからもACRではない名前で、同じようにギザギザの入ったドライバーが発売されてますが、特許関係はどうなんでしょうね?
ドライバーはPBが一番とか、Weraが一番とか、ドライバー論争がありそうですが、僕は個人的には、MACTOOLSのペンタグリップに、スナップオンのシャフトのACR 付きなんて魅力的だと思います(そんなん無いけど)がどうでしょうか?
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