「ハンドグラインダーは何を選べばいいんだろう」とお悩みではありませんか?
この記事ではハンドグラインダーを20種類使った私が自動車ボデー修理用ハンドグラインダーを厳選し、10商品おすすめしているのでどのハンドグラインダーを買おうか迷っている方は是非ご覧ください。
自動車ボデーの修理等でメイン工具のハンドグラインダー。しかし、使用頻度が多いため、「お使いすぎて壊れてしまった!」「劣化して調子が悪い…」というお悩みの方に向けて
この記事では
・ハンドグラインダーの選び方
・オススメのハンドグラインダー
・ハンドグラインダーを購入する際に注意すること
についてまとめました。
私も使いやすいハンドグラインダーを探していましたが、使い比べてみると自分の好みの商品を見つけることができたのでそのコツを生かし、あなたにぴったりの商品を紹介します。
最適が見つかる!ハンドグラインダーの選び方
自動車ボデー修理用ハンドグラインダーと言っても大きさ形は様々でどれを選んだらよいのか悩むと思います。そこで目的別で最適なハンドグラインダーを紹介します。
研削量が多いとき
研磨量が多いときは電動ハンドグラインダーを選ぶのがおすすめです。一般的にはフロントサイドメンバー等の骨格の部分を研磨する際や、板厚の厚い鉄板を研磨するときに使います。
エアーのハンドグラインダーと比べるとパワーが1.5~2倍程度違います。また砥石も荒いほうが早く研磨することができます。
付加価値で選ぶ
排気方向やグリップの握りやすさなどは商品によって様々です。またコレットが付属していて軸付き砥石のチャックの幅が広がるものや安全ストッパーがついているものなどもあります。
作業者の問題点を解決するような様々な付加価値の付いたハンドグラインダーを選びましょう。
エアーがないとき
動力源のエアーがない場合は電動のベルトサンダーがおすすめです。コンセントに差すタイプとバッテリータイプがあります。
またエアー工具よりも電動工具のほうがトルクがあり、研削量をもっと増やしたいと思っている方は電動工具がおすすめですが、バッテリーがついていると少し重たくなるので操作性が低下します。
一目でわかる!ハンドグラインダーをおすすめ順に紹介
それでは実際に私が30個使ったベルトサンダーの中からおすすめしたい自動車ボデー修理用ハンドグラインダー10コを紹介したいと思います。
信濃機販 エアダイグラインダー SI-2002EX
1つ目のおすすめは信濃販機のハンドグラインダーです。冬場で排気のエアーで冷たく感じますが、作業者に冷たさを感じさせない樹脂ハウジングカバー付です。切削粉を飛ばさない後方排気です。回転調整可能で握る量で調整する必要がありません。
サイズ | 151 mm |
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重さ | 0.3㎏ |
価格 | ¥9,621 (Amazon価格) |
無負荷回転数 | 25000 rpm |
チャック径 | 6 mm |
空気消費量 | ー |
藤原産業 SK11 エアーダイグランダー BP SK-BP201 460019
2つ目のおすすめは藤原産業のハンドグラインダーです。6mm軸用と3mm軸用のコレットを付属していて汎用性があります。
流線型ボディーで握りやすく疲れにくいです。
レバーには安全ストッパーが付いており誤動作による事故を防ぎます。
サイズ | 145 mm |
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重さ | 0.4 ㎏ |
価格 | ¥7,508(Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 25000(rpm) |
チャック径 | 3・6mm |
空気消費量 | 300L/min。 |
トネ TONE (前田金属工業) エアーグラインダー
3つ目のトネ TONE (前田金属工業)ハンドグラインダーです。小型・軽量で作業性に優れたコンパクトグラインダーで非常に取り回しがしやすいです。
あらゆる金属研磨作業やバリ取り作業に各種砥石を付けての修正・仕上げ作業や、ロータリーバーブラシをつけての加工、錆び落としの作業に最適です。
サイズ | 164 mm |
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重さ | 0.5 kg |
価格 | ¥10,916 (Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 20000 rpm |
チャック径 | 3・6 mm |
空気消費量 | ー |
空研 ダイグラインダー KG-11
4つ目のおすすめは空研 ダイグラインダー KG-11です。こちらのハンドグラインダーは小型・軽量です。多くのハンドグラインダーは後方排気ですが側方排気で粉じんが飛散しません。
始動スイッチはレバータイプとグリップタイプの2種類です。また、3mmコレットを標準装備しています。金型の面取りや仕上げ作業や鋳物や金属加工時の切断面のバリ取り作業に最適です。
サイズ | 166 mm |
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重さ | 0.6 ㎏ |
価格 | ¥13,664(Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 20000 rpm |
チャック径 | 3・6 mm |
空気消費量 | 0.45 m3/min |
不二空機ベビーグラインダー (軸付砥石タイプ)FG-26 側方排気型
5つ目のおすすめは不二空機ベビーグラインダー (軸付砥石タイプ)です。このハンドグラインダーは高出力、優れた耐久性、作業が容易にできます。細かい作業に適した、高出力で耐久性に優れたベビーグラインダです。
出力が従来製品よりも30%向上。といしの取替が容易で、耐久性に優れたコレットを採用し、各種金属加工での研削に最適です。
サイズ | 170 mm |
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重さ | 0.6 kg |
価格 | ¥22,167 (Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 24000 rpm |
チャック径 | 6 mm |
空気消費量 | 0.59 m3/min |
NPK ダイグラインダ
6つ目のおすすめはNPK ダイグラインダです。このハンドグラインダーはコレットの改良により保持力が40%upし、ハードな研削が可能になりました。
芯ぶれ精度up:コレット部を工夫し芯ぶれ精度を向上して、作業者の疲れを軽減します。
低振動低騒音:従来機と比較して、振動を35%騒音を10%軽減しました。
サイズ | 184 mm |
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重さ | 0.5kg |
価格 | ¥21,970 (Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 22000 rpm |
チャック径 | 6mm |
消費空気量 | 0.5m3/min |
マキタ ミニグラインダー GD0603
7つ目のおすすめはマキタ ミニグラインダー GD0603です。このハンドグラインダーは新ボディーで高耐久になりました。ネジで固定し、作業中のキャップ抜けを防止。先端部の耐久性が向上しました。
「リブ付ボディ」となり圧倒的な握りやすさ、ブラシホルダの出っ張りを抑え、快適な取り回しが実現。
口コミでも高評価を得ています。
サイズ | 289 mm |
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重さ | 0.9 kg |
価格 | ¥13,945 (Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 28000 rpm |
チャック径 | 6 mm |
消費電力 | 240W |
HiKOKI(日立工機) ハンドグラインダ GP4SA
8つ目のおすすめはHiKOKI(日立工機) ハンドグラインダ GP4SAです。アース不要の二重絶縁構造で入切しやすいスライドスイッチです。またコレットチャックがついており、3mm・6mmの軸付き砥石が締結可能です。
口コミでも高評価を得ています。
サイズ | 360 mm |
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重さ | 1.7 kg |
価格 | ¥21,771 (Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 24000 rmp |
チャック径 | 3・6 mm |
消費電力 | 440W |
マキタ 18V 充電式ハンドグラインダー GD800D
9つ目のおすすめはマキタの充電式ハンドグラインダーです。このハンドグラインダーは充電バッテリー式でどこでも作業が可能です。AC機並みの回転数で、優れた作業能率を実現しています。握りやすく、滑りにくいゴムカバー&ソフトグリップにより優れた使用感を実感できます。
本機左右2ヵ所の警告ランプが点灯、点滅してお知らせします。過負荷防止機能、再起動防止機能、バッテリ交換お知らせ機能つきです。
サイズ | (長さ×幅×高さmm) 402mm×82mm×118mm |
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重さ | 1.9 kg (バッテリー含む) |
価格 | ¥29,354(バッテリー、充電器、ケース付き) (Amazon 価格) |
無負荷回転数 | 25000 |
チャック径 | 3 mm |
バッテリー電圧 | 36V |
HiKOKI(日立工機) 10.8V充電ミニグラインダー
10こ目のおすすめすはHiKOKI(日立工機) 10.8V充電ミニグラインダーです。このハンドグラインダーは握りやすいグリップ形状グリップ形状の追求により、さまざまな持ち方に対応します。
便利な折りたたみフック壁掛けに便利な折りたたみフック付きで作業時には折りたたんで収納することができます。作業箇所を明るく照らすLEDライト付です。
また種類豊富な付属品付きです。
サイズ | 208 mm |
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重さ | 0.48 kg (バッテリー含む) |
価格 | ¥15,259 (Bildy価格) |
無負荷回転数 | 35000 rmp |
チャック径 | 3 mm |
バッテリー電圧 | 10.8V |
ベルトサンダー購入する際に注意!
皆さんも経験あると思いますが、「通販で買ったら思ったものと違うものが来た」や「ホームセンターで買うよりも通販で買ったほうが安かった」など1度や2度は経験されたことがあるかと思います。
工具の購入を失敗しないためにも
- スペック確認
- 動力は何なのか
- 販売価格
の3項目を必ずチェックしましょう!
意外と見落としがち?スペックを確認しよう!
まずはサイズです。~mmと言われても頭の中でイメージと現物は違うことが多いです。実際にスケールなどでイメージすることによって間違えにくくなります。
次に機能です。安全レバーは付いているかはどのくらい必要なのか、軸付き砥石交換は手間でないか。通販サイトだけでなく、メーカーの公式サイトでも確認することで細かなスペックが載っています。
1つのサイトで確認せず2~3つのサイトで確認しましょう
最後にパワーです。自動車ボデー修理において工数削減は非常に大切です。必要なパワーがちゃんとあるのか、回転数やを確認してください。またYouTubeにも動画が載っていたりしますので参考にするのも有効的です。
動力源は必ず確認しよう!
ベルトサンダーの動力源は、エアー・電動(コンセント)・バッテリーの3つです。通販の写真では動力源のところが分かりにくくなっているものもあります。必ず記載してありますので、ベルトサンダーを選ぶ際には必ず確認しましょう。
最後に
自動車ボデー修理用ハンドグラインダーと言っても用途によって使い分けることで、作業工数が格段に低減できます。
今持っている工具だけでなく、新しい工具と組み合わせることで、あなたの仕事がよりスムーズに安全になるかもしれません。
自分に合うハンドグラインダーが見つかるといいですね。
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