こんにちは。
ハンドツール工具専門家やーまんです。
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スナップオンのグリップ
みんな大好きSnap-onですが、グリップに関しては、紆余曲折といったところでしょうか。1990年~2000年ぐらいに突如彗星のごとく、ソフトグリップという機能性に優れた持ち手が現れました。
画期的なグリップが出たと、樹脂グリップから徐々に移行していったのですが、このソフトグリップの評判が良くないわけです。僕も使ったことがありますが(というか、持っていました)、耐薬品、滑りにくいなど優れている部分がある反面、
- 汚れが目立ちにくい
- グリップがボロボロになる
- 格好良くない
という問題がありました。
その中でも恰好良さというのが、以前のグリップより遥かに劣っていたのがユーザー受けしない原因だったのかと知れません。
スナップオンが思っていたよりも
機能<<<格好良さ
のユーザーが多かったんですね。
スナップオンの旧グリップ
さて、そんなニューグリップにその座を奪われた樹脂グリップはどんなものかというと、これです。
やっぱ恰好いいです!
このグリップも時代や種類により
- 三角
- 角の丸い四角
- 写真の四角
と色々あるので、一概に旧グリップという表現を使うのも難しいのですが、ドライバーに関して言えば、一般的に写真のグリップの形が旧グリップとして認識されています。
ロゴの旧ロゴとは違うんですね。
旧ロゴの年代であれば、グリップもこれではないので・・・。
旧グリップは復刻版もあるから注意してね
旧グリップと呼ばれるものが樹脂グリップであることは先ほど書きましたが、この樹脂グリップにここ近年、旧グリップと同じ形でロゴが違うだけの復刻版がドライバーやラチェットで登場しています。
この復刻版、グリップとしての握りなどは旧の樹脂グリップと同じなので、機能面は良いのですが、1点だけ(気にする人は気にするし気にしない人はしない)気になる点があります。
ロゴが新ロゴなのです。
ロゴの種類は好みなのでいいのですが、この復刻版の旧グリップの刻印が非常に浅く、塗料がすぐにこすれ、ロゴが消えやすいんですよね。
気にしなければいいのですが、旧グリップを知っている人からすれば・・・ねぇって感じみたいです。
ロゴが気になる方は少々お高いですが、オークションサイトなどで復刻ではない旧グリップ品をお探しになられてはいかがでしょうか?
というわけで、本日もご覧いただきありがとうございました。
次回エントリーもよろしくお願いします。
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