セーバーソー9選|私がおすすめを厳選!


「セーバーソーは何を選んだらいいんだろう」「最近セーバーソーの調子が悪い」とお悩みではありませんか?

この記事ではセーバーソーを実査に使った私が、セーバーソーをおすすめしているので、どのセーバーソーを買おうか迷っている方は是非ご覧ください。

自動車ボデー修理でメイン工具のセーバーソー。しかし、工具が受ける負荷が高いため、「使いすぎて壊れてしまった!」「劣化して調子が悪い…」というお悩みの方に向けて

この記事では

  • レシプロソーとセーバーソーの違い
  • 自動車ボデー修理用セーバーソーの選び方
  • おすすめのセーバーソー
  • セーバーソーを購入する際に注意すること

についてまとめました。

私も使いやすいセーバーソーを探していましたが、使い比べてみると自分の好みの商品を見つけることができたのでそのコツを生かして自動車ボデー修理経験者としてあなたにぴったりの商品を紹介します。

意外と知らない!レシプロソーとセーバーソーの違い

レシプロソーとセーバーソー、メーカーによって呼び方が違いますが、どちらも同じ電動工具のことを表しています。マキタ、パナソニックはレシプロソー、HiKOKI(旧 日立工機)、ボッシュはセーバーソーとカタログ表記されています。

呼び方が違うだけということです。

レシプロソーは「往復式のこぎり」

レシプロソーは「Reciprocating(=往復式の)」という英語から由来しています。国内ではセーバーソーと表記する日立工機・ボッシュも、海外では「Reciprocating Saw(往復式ノコギリ)」とカタログ表記をしていることから、世界的にはレシプロソーという呼び方が主流です。

HiKOKIやボッシュがなぜ「セーバーソー」を採用したのかその真意は分かりませんが、最近はマキタ人気の高まりにつれてレシプロソーと言う方が増えているようです。

ちなみに、レシプロコンプレッサーと呼ばれるコンプレッサーがありますが、こちらはシリンダ内のピストンが「往復運動」し圧縮空気を生成するその構造に由来しています。

セーバーソーは「サーベルのこぎり」

ちなみにセーバーソーは「saber(=サーベルで切る。サーベル。)」といういかにも西洋らしい英語に由来しています。馬に乗って戦うときに使われた平らな剣をサーベルと呼んでいたようです。そう言われてセーバーソーの刃を見てみると、確かにサーベルに見えてきました(笑)。

(引用: Bildy マガジン)

ここに注目!セーバーソーの選び方

コンセントタイプかバッテリータイプか

電動のセーバーソーにはコンセントに差すタイプバッテリータイプの2種類があります。コンセントのほうが作業時間は長くなり、パワーは落ちることはありません。

バッテリータイプのほうがコンセントより操作性が良くがおすすめですが、バッテリーがついていると少し重たくなるので作業がしづらくなります。

細かな機構に違いあり

セーバーソーには低振動機構や、オービタル機構がついているものがあります。

低振動機構はカウンターバランスにより震動を打ち消します。より高精度な作業ができるほか、疲れにくくなるというメリットもあります。

オービタル機構は、ブレードの動きにしゃくり運動を追加することで材料への食い込みを大きくし、切断速度を速くすることができる機能です。切断速度は速くなりますが、切断面が荒くなるというデメリットもあります。

(引用: Bildy マガジン)

その他の用途(DIYや改善作業など)

その他、DIYや改善作業などの用途では小型のセーバーソーで問題ありません。小型のセーバーソーは操作性が非常によく、取り回しがしやすいです。

替え刃によって木材や塩ビ管、パイプだってあっという間に切れてしまします。非常に汎用性が高いです。

一目でわかる!セーバーソーをおすすめ順に紹介

それでは実際に私が15個使ったセーバーソーの中からおすすめしたい自動車ボデー修理用セーバーソー9コを紹介したいと思います。

マキタ レシプロソー JR3051T

1つ目のおすすめはマキタのセーバーソーです。このセーバーソーの1番の強みはパワーです。従来機比でなんと60%もアップしています。

またストロークが32mmとロングストロークで刃を広い面で使用することができます。

マキタのセーバーソーは防滴・防じんの「アプト」という機構がついており、故障を防ぎます。またLEDライトがついており、切断位置をしっかり見ることができます

サイズ439 mm
重さ3.7㎏ (バッテリー含む)
価格¥18,400(Amazon価格)
切断能力パイプ 外形130 mm
ストローク長32 mm
ストローク数0~3000 m/min

ボッシュ 18V充電セーバーソー GSA18V-LI

2つ目のおすすめはBOCSHのセーバーソーです。こちらのセーバーソーはやや軽量で、切断作業に負荷がかかりにくなっています。このセーバーソーはEMPという機構が搭載されておりモーターの損傷を防止しております。

実際に使ってみると非常にパワーがあり、充電も長持ちするという印象です。

また、ギア式2段変速スイッチがついており切断材質によってスピードを調整できます

サイズ450 mm
重さ3.7㎏ (バッテリー含む)
価格¥37,820(Bildy価格)
切断能力パイプ 外形130 mm
ストローク長28 mm
ストローク数0~3000 m/min

hikoki(旧日立工機) 18v コードレスセーバソー

3つ目のおすすめはhikokiのセーバーソーです。こちらのセーバーソーはオービタル機構がついており、切断しにくいものでも切断効率を上げることができます。

マキタやボッシュにはない、ツールレスべース調整機構がついており、レバーを開くとベース位置を調整できます。また、スイッチで速度を4段階まで調整が可能です。

サイズ457 mm
重さ4.5㎏ (バッテリー含む)
価格¥42,882 (Amazon価格)
切断能力パイプ 外形120 mm
ストローク長32 mm
ストローク数0~3000 m/min

タジマ 18Vレシプロソー PT-R400A

4つ目のおすすめはタジマのセーバーソーです。こちらのセーバーソーも上下左右の4方向に刃が取り付けられます。セーバーソーの本体長さが385mmとパワーがありながらも、比較的短く、扱いやすいです

また、4段階のスピード調整ダイヤルがついており、防塵防水対策もばっちりです。   縦型クランク方式が用いられており前後への振動を低減し体への負担を和らげます。

サイズ385 mm
重さ3.5 ㎏ (バッテリー含む)
価格¥36,223 (Amazon価格)
切断能力パイプ 外形130 mm
ストローク長31 mm
ストローク数0~2800 m/min

デウォルト 54V/18V 充電式レシプロソー DCS388X1/DCS388N

5つ目のおすすめはデウォルトのセーバーソーです。このセーバーソーの特徴は横に刃を取り付けられるということです。

本来は本体自体を横に向けて切断しなければなりませんが、刃を横向きに取り付けることでそのままの状態で横に切断することができます。

噴霧・粉塵耐久テストを行っており、水滴や粉塵に強い構造となっています。

サイズ約450 mm
重さ4.7㎏ (バッテリー含む)
価格¥57,600 (Bildy 価格)
切断能力パイプ 外形130 mm
ストローク長28.6 mm
ストローク数0~3000 m/min

パナソニック 14.4V/18V充電式レシプロソー Dual対応 EZ45A1

6つ目のおすすめはパナソニックのセーバーソーです。パナソニックのセーバーソーは比較的軽量でありながらも、パワーがあり、充電も長く持ちます。

また、こちらも水滴や粉塵に強い構造となっています。

口コミ動画がありますので是非ご覧ください。

サイズ460 mm
重さ3.9 kg  (バッテリー含む)
価格¥23,813 (モノタロウ価格)
切断能力パイプ 外形130 mm
ストローク長28 mm
ストローク数0~2800 m/min

マキタ レシプロソー JR3070CT

7つ目のおすすめはマキタのセーバーソーです。この商品の特徴は何といっても圧倒的なパワーです。低振動機構(AVT)が搭載されており、体に負担が少なく、1430Wもの消費電力でガンガン切っていきます

また4段階のオービタル機構がついており、材質によって使い分けることで作業効率も格段にアップします。

サイズ485 mm
重さ4.4 kg
価格¥27,428 (Bildy 価格)
切断能力パイプ 外形130 mm
ストローク長32 mm
ストローク数0~2800 m/min

ボッシュ セーバーソー GSA1100E

8つ目のおすすめボッシュのセーバーソーです。こちらのセーバーソーもコードタイプのセーバーソーで切断能力が150mmもある、超ハイパワーです。

バッテリータイプのセーバーソーにもついていますが「SDS システム」が搭載されており
作業直後の熱くなったブレードに触れずに交換できます。

口コミでも高い評価を得ています

サイズ470 mm
重さ3.5 kg
価格¥18,209 (Amazon価格)
切断能力パイプ 外形150 mm
ストローク長28 mm
ストローク数0~2700 m/min

HiKOKI(日立工機) 電子セーバソー CR13VBY2

9つ目のおすすめは日東工器のセーバーソーです。このセーバーソーは3つの特許が採用されています。

カウンターウェイト機構で作業時の振動を低減 (特許)
切断作業時に発生するプランジャの振動をカウンターウェイトの共振により効率的に打ち消します

当社独自の軸受構造採用により耐久性が向上 (特許)
プランジャの軸受構造を両持ちに変更することで耐久性が向上しました。

スイングカット機構採用 (特許)
チェンジレバーの切替で、スムーズなストレート切断と作業効率のよいスイング切断が選べます。 (ブレード逆付け時にも使用可能)

サイズ465 mm
重さ4.5 kg
価格¥25,171 (ビルディ価格)
切断能力パイプ 外形150 mm
ストローク長32mm
ストローク数0~3000 m/min

 

間違えない!セーバーソー購入する際に注意すること

皆さんも経験あると思いますが、「通販で買ったら思ったものと違うものが来た」や「ホームセンターで買うよりも通販で買ったほうが安かった」など1度や2度は経験されたことがあるかと思います。

工具の購入を失敗しないためにも

・スペック確認
・動力は何なのか
・販売価格

の3項目を必ずチェックしましょう!

意外と見落としがち?スペックを確認しよう!

まずはサイズです。~mmと言われても頭の中でイメージと現物は違うことが多いです。実際にスケールなどでイメージすることによって間違えにくくなります。

次に機能です。どの機構が必要なのか、刃の交換は手間でないか。通販サイトだけでなく、メーカーの公式サイトでも確認することで細かなスペックが載っています。

1つのサイトで確認せず2~3つのサイトで確認しましょう

最後にパワーです。自動車ボデー修理において工数削減は非常に大切です。必要なパワーがちゃんとあるのか、切断能力ストローク数を確認してください。またYouTubeにも動画が載っていたりしますので参考にするのも有効的です。

絶対確認しよう!動力源はなんなのか

セーバーソーの動力源は、電動(コンセント)バッテリーの2つです。通販の写真では動力源のところが分かりにくくなっているものもあります。必ず記載してありますので、セーバーソーを選ぶ際には必ず確認しましょう。

販売価格を確認しよう

1つの通販サイトで価格を判断しているそこのあなた!損をしているかもしれません。通販サイトによっても意外と価格の差が大きいのです。私は必ず、

・Amazon
・モノタロウ
・ビルディ

の3つで確認します。相見積もりをとるのと同じことです。この3つを確認すれば大丈夫なので1つのサイトで判断しないようにしましょう。

まとめ

自動車ボデー修理用セーバーソーと言っても用途によって使い分けることで、作業工数が格段に低減できます。

今持っている工具だけでなく新しい工具と組み合わせることであなたの仕事がよりスムーズに安全になります。当然工具もメンテナンスをしていないとすぐに壊れてしまいますので定期的にメンテナンスし、油を差してあげましょう。

日々精進し、工具と共にあなたの技能に磨きをかけてください!

ブログランキング参加中!よろしければ、クリックして応援をお願いします