坊主だったころに、先輩のネジ山修正ツール(By Snap-on)でネジを切ろうとしたことがあるのは私です。
知らなかったとは言え、申し訳ないことをしたと、いまさらながら反省。
タップとダイス
タップとダイスってのは、ねじ山を切る工具だというのは、皆さんもご存じだと思う。
- タップがボルトのねじ山を切る凸側用
- ダイスがナットのネジ山を切る凹側用
せめて
10mm,12mm,14mm,17mm,19mmは抑えておきたいところだけど、予算が無いなら10mm、12mmの2つだけでも良いかもしれない。
どうしても1個しか買うお金が無いなら10mmはマスト
折ったことのあるネジランキング1位の10mmは絶対にタップは持っておくべき。
ダイスは?いらないかも。10mmのネジなんて、ダイスで切りなおしてもどうせ痩せててダメ。
素直に交換 した方が幸せになれるよ。
ねじ山修正ツールって?
ここから今回のエントリーの本題。ねじ山修正ツール。
ねじ山修正ツール
Snap-onならRTD15Mがミリサイズのねじ山修正ツールでRethreader KIt(リスレッドキット)という名前で販売されている。
パット見はふつうのタップ&ダイスなんだけど、このねじ山修正ツールのタップは、刃がついていないので、素手で持っても手が切れない。
この刃がついていないのがポイント
あくまでもねじ山の汚れとか、微妙な歪を修正するためのものなので刃がついていない。タップ&ダイスみたいに削らないので、ボルトナットを傷めない。
刃がついていないので、ねじ山を切る事は出来ないし、つぶれたネジ山に無理に入れてもツールの方がダメになる。
メリットは、刃がついてないから、適当に入れても変な溝が切れないこと。
修正ツールとタップ・ダイスは何が違う
- ねじ山修正ツール・・・ねじ山の汚れを取ったり、軽微な修正
- タップ・ダイス…ねじ山を作るもの
こんなイメージで良いと思う。
「このねじ多分大丈夫だと思うけど、念のためにやっとくかぁ」で使うのがねじ山修正ツール。「やってもーた。」で使うのがタップ&ダイスみたいな。
どっちを買うべきか
必要な方を買えばいいんだけど、どっちかしか買えないなら、ふつうのふつうのタップ&ダイスが良いと思う。
けずっちゃうからねじ山の修正には使えないけど、掃除には使えるしね。
僕的には両方揃えるべきだと思うけど、お金は限りがあるもんね。
ではまた!
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