僕がまだメカニックった頃の話
工具って、別に売っているものだけが工具ってわけじゃなくて、鉄板から切り出したSSTも工具だし、オイルフィルターを外すためにファンベルトを使ったらそれはそれで工具って呼んでいいと思う。
と、いうわけでオイルフィルターレンチの話。
ちなみにオイルフィルターの外し方
- カップ型のオイルフィルターレンチを使う
- 輪っか型のオイルフィルターレンチを使う
- 足が3本生えているオイルフィルターレンチを使う
- ベルトタイプオイルフィルターレンチを使う
- ファンベルトとバールを使う
- 貫通ドライバーを使う
とりあえず思いつく範囲で書いてみたけど、僕が思いつく範囲でこれぐらいかな。他にもあるかもしれないけど、まともな外し方が4種類。
残りの2つは、何と言うか場当たり的な感じというか、そうしようもなくって感じ。順番的には5からの6が多かったよね。
何でオイルフィルターレンチを使わないの?って感じだけど、僕の勤めていた工場は普通車が98%を占める工場で、大型車なんて数えるぐらいしか入ってこなかった。
2トンぐらいまでのオイルフィルターレンチは常備してあったんだけど、それ以上に適合するレンチなんて、会社に無いし、僕個人も持っていない。
そこで、ファンベルトをかけてバールでテコの原理で外すってことをしていた。危険だから真似しないでね。
ちなみに、4番と5番は似ているようで全くの別物。4はちゃんとした既製品があって、荷締め機にたいなベルトでフィルターを締め上げて、ベルトの土台部分の持ち手をテコにして外す。
それでも、ベルトが滑って外れないやつがあって、その場合は、最終手段、オイルフィルターに穴を空けてドライバーを通して回すw
でも、これもね、ただ横から叩いてはダメ。軸がズレたり、OFブラケットがア歪んだり、割れたりするからね。
ちゃんと両側から穴を開けてから、通そうね。と一応いっておく。
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