自動車ボデー修理用ベルトサンダー10選

この記事ではベルトサンダーを厳選し、10商品おすすめする。

どのベルトサンダーを買おうか迷っている方は是非参考にしてみてほしい。

自動車ボデー等の修理でメイン工具のベルトサンダー。しかし、使用頻度が多いため、「使いすぎて壊れてしまった!」「劣化して調子が悪い…」というお悩みの方に向けて

この記事では


・ベルトサンダーの選び方
・オススメのベルトサンダー
・ベルトサンダーを購入する際に注意すること

についてまとめました。

私も使いやすいベルトサンダーを探していましたが、使い比べてみると自分の好みの商品を見つけることができたので、そのコツを生かして自動車ボデー修理経験者としてあなたにぴったりの商品を紹介します。

最適が見つかる!ベルトサンダーの選び方

自動車ボデー修理用ベルトサンダーと言っても大きさ形は様々でどれを選んだらよいのか悩むと思います。そこで目的別で最適なベルトサンダーを紹介します。

研削量が多いとき

研磨量が多いときは大きいベルトサンダーを選ぶのがおすすめです。一般的にはフロントサイドメンバー等の骨格の部分を研磨する際や、板厚の厚い鉄板を研磨するときに使います。

一般的なベルトサンダーと比べるとパワーが1.5~2倍程度違います。またベルト幅も広いためより早く削ることができます。

角やくぼみに入らないとき

ボデーの角やくぼみに入らないときはローラー幅が細いものがおすすめです。一般的なベルトサンダーでも斜めに当てれば角やくぼみを研磨することができますが、研磨しすぎてしまうことが多いです。

自動車のボデーやアウターには衝撃を吸収するための角やくぼみが多くあります。幅が10 mm以下ベルトサンダーを1本でも持っておくと便利です。

エアーがないとき

動力源のエアーがない場合は電動のベルトサンダーがおすすめです。コンセントに差すタイプとバッテリータイプがあります。

またエアー工具よりも電動工具のほうがトルクがあり、研削量をもっと増やしたいと思っている方は電動工具がおすすめですが、バッテリーがついていると少し重たくなるので操作性が低下します。

その他の用途(バリ取りなど)

その他、バリ取りなどの用途では一般的なベルトサンダーで問題ありません。一般的なベルトサンダーはとても多くの汎用性があります。

動かし方によって面をきれいにだしたり、角を通すことができます。一番使用頻度が多いです。

一目でわかる!ベルトサンダーをおすすめ順に紹介

それでは実際に私が30個使ったベルトサンダーの中からおすすめしたい自動車ボデー修理用ベルトサンダー10コを紹介したいと思います。

日東工器 ベルトンCLタイプ B-10CL

1つ目のおすすめは日東工器のベルトサンダーです。作業者にとって1番大切なのは安全です。こちらのベルトサンダーは可動部にカバーがしてあり手袋が巻き込まれることがありません。

さらにカバーを固定しているつまみは手袋をしている状態でも簡単に締めたり緩めたりできます。

日東工器のベルトサンダーはベルト速度をバルブで調整する事ができ、握る量で調整する必要はありません。またアームの角度は最大60度調整できます。

(日東工器のベルトサンダーは、大・中・小の3種類あります)

サイズ372 mm
重さ0.9㎏
価格¥41、727(Amazon 価格)
無負荷回転数17000 rpm
ペーパー幅10 mm
ベルト速度1120 m/min

ナイル空気工具 プッシュ式ミニベルタMB20型

2つ目のおすすめはナイル空気工具のベルトサンダーです。こちらのベルトサンダーも可動部にカバーがしっかしとしてあります。カバーは小さいボルトで固定してありますが蝶ボルトに変更すれば使いやすくなります。

ナイル空気工具のベルトサンダーは軽量ながらパワーがあり、研磨量が多いところに最適です。また3点指示方式により平面がきれいに削れます

ベルト速度はエアー接続部のスイッチにより調整可能でスイッチを握る必要はありません。

サイズ290 mm
重さ1.08 ㎏
価格¥45,573(Amazon 価格)
無負荷回転数14,000~15,000(rpm)
ペーパー幅20 mm
ベルト速度2200 m/min

不二空機 ベルトサンダー FBS-1-3

3つ目のおすすめは不二空機のベルトサンダーです。こちらのベルトサンダーも可動部にカバーがついているのはもちろんのこと、他のベルトサンダーにない特徴はアームが左右に動くことです。

アウターの逆Rを削りたいときにアームを動かすことでペーパーの角が使えるようになり、綺麗に削ることができます。

またベルト幅も13mmと中間サイズで1つ持っておくと非常に便利なベルトサンダーです。(ベルト幅10mm、20mmもあります)

サイズ345 mm
重さ1.2 kg
価格¥44,900 (モノタロウ価格)
無負荷回転数20000 rpm
ペーパー幅10・13・20 mm
ベルト速度1200 m/min

日東工器 ベビーベルトン BB-10B

4つ目のおすすめは日東工器のベビーベルトンです。こちらのベルトサンダーは1つめにおすすめしたベルトサンダーよりも1サイズ小さいものになります。

ボデー修理をしている際に一般的なベルトサンダーでは手が入らないところありますよね?この商品は狭いところにも手が入るベルトサンダーです。

また、とても軽量で非常に取り回しがしやすいです。

サイズ245.3 mm
重さ0.5 ㎏
価格¥35,000(Amazon価格)
無負荷回転数17,000 rpm
ペーパー幅10 mm
ベルト速度1120 m/min

オフィスマン ナノベルター NR-111-S

5つ目のおすすめはオフィスマンのナノベルターです。このベルトサンダーはローラー部分を取り換えるだけで5種類ものベルトが使えます

ペーパー幅3mmが使えるのはこのベルトサンダーしか見たことがありません。ねじ一つで交換できるため非常に便利です。

くぼみの塗膜はがしや、逆R角の研磨にぴったりのベルトサンダーです。

(こちらは電動工具タイプもあります)

サイズ340 mm
重さ1.05 kg
価格¥39,900 (モノタロウ価格)
無負荷回転数16000 rpm
ペーパー幅3・6・10・12・18・20 mm
ベルト速度1000 m/min

TONE エアーベルトサンダー

6つ目のおすすめはTONEのエアーベルトサンダーです。TONEのベルトサンダーは日東工器のベルトサンダーに比べて約100g軽いうえに、無負荷回転数が1000rpmも高いです。

さらにアームの角度が上下に90度変更可能なため、覗き込むように作業する必要が無く、そのままの姿勢を保ったまま垂直に研磨することも可能です。

サイズ292 mm
重さ0.82kg
価格¥22,846 (Amazon価格)
無負荷回転数18000 rpm
ペーパー幅10 mm
ベルト速度1300 m/min

リョービ(RYOBI) 電気やすり BY-1030

7つ目のおすすめはRYOBIの電気やすりです。RYOBIの電気やすりはコードタイプの電動ベルトサンダーで家庭用コンセント100Vでも使用することができます

手元のダイヤルで6段階のスピード調整が可能で、スライドスイッチで稼働します。アームの角度は55度の範囲で調整可能です。

回転数が小さいですが、電動工具はトルクが高いので溶接ビードも問題なく研磨することができます

サイズ380 mm
重さ1 kg
価格¥10,933 (Amazon価格)
無負荷回転数6700 rpm
ペーパー幅10 mm
ベルト速度480 m/min

日東工器 電動ベルトン 10型 EBS-10

8つ目のおすすめは日東工器の電動ベルトンです。こちらのベルトサンダーもコードタイプの電動ベルトサンダーで家庭用コンセント100Vでも使用することができます

安全カバーがついており、ワンタッチでベルト交換も可能です。またパワーがとても強く、付属品でハンドルがついており、より研磨量が多いところに向いています

サイズ215 mm
重さ1.2kg
価格¥30,300 (Amazon価格)
無負荷回転数9200 rmp
ペーパー幅10 mm
ベルト速度670m/min

マキタ 9mm 18V充電式ベルトサンダ BS180D

9つ目のおすすめはマキタの充電式ベルトサンダーです。このベルトサンダーは充電バッテリー式でどこでも作業が可能です。

アームの角度調整はもちろんのこと、手元のダイヤルでスピード調整が可能です。さらに、可動式ライトがついており、手元の暗い作業でも、問題なくすることができます

そして集塵機(別売り)に接続が可能で鉄粉を飛ばすことなく作業が可能です。

サイズ500 mm
重さ2.4 kg (バッテリー含む)
価格¥40,690(バッテリー、充電器、ケース付き) (ビルディ価格)
無負荷回転数
ペーパー幅9 mm
ベルト速度1700 m/min

日東工器 36V 充電式ベルトサンダ ベルトン CLB-20

10こ目のおすすめすは日東工器の充電式ベルトサンダーです。このベルトサンダーも充電バッテリー式でどこでも作業が可能です。バッテリー式で20mmの幅を削れるものはこれしかありません

研磨量はベルトン最強クラスで、用途に応じて、5段階の変速機能と負荷状態によって回転数が可変するオートモードが選択可能です。

研磨ベルトの過熱による劣化防止のための冷却ファンが内蔵されています。

サイズ545 mm
重さ2.9 kg (バッテリー含む)
価格¥98,900 (Amazon価格)
無負荷回転数10000 rmp
ペーパー幅20 mm
ベルト速度1540 m/min

ベルトサンダー購入する際に注意すること

皆さんも経験あると思いますが、「通販で買ったら思ったものと違うものが来た」や「ホームセンターで買うよりも通販で買ったほうが安かった」など1度や2度は経験されたことがあるかと思います。

工具の購入を失敗しないためにも

・スペック確認
・動力は何なのか
・販売価格

の3項目を必ずチェックしましょう!

意外と見落としがち?スペックを確認しよう!

まずはサイズです。~mmと言われても頭の中でイメージと現物は違うことが多いです。実際にスケールなどでイメージすることによって間違えにくくなります。

次に機能です。アームの可動域はどのくらい必要なのか、ベルトの交換は手間でないか。通販サイトだけでなく、メーカーの公式サイトでも確認することで細かなスペックが載っています。

1つのサイトで確認せず2~3つのサイトで確認しましょう

最後にパワーです。自動車ボデー修理において工数削減は非常に大切です。必要なパワーがちゃんとあるのか、回転数やベルトスピードを確認してください。またYouTubeにも動画が載っていたりしますので参考にするのも有効的です。

動力源は必ず確認しよう!

ベルトサンダーの主な動力源は、エアー電動(コンセント)バッテリーの3つです。通販の写真では動力源のところが分かりにくくなっているものもあります。必ず記載してありますので、ベルトサンダーを選ぶ際には必ず確認しましょう。

まとめ

自動車ボデー修理用ベルトサンダーと言っても用途によって使い分けることで、作業工数が格段に低減できます。

今持っている工具だけでなく新しい工具と組み合わせることであなたの仕事がよりスムーズに安全になります。

自分に合うベルトサンダーを探してみてはいかがでしょうか。

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